Heroku での Salesforce REST API の使用
最終更新日 2022年04月20日(水)
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Salesforce プラットフォームには、Heroku アプリケーションから呼び出すことができる包括的な REST API が用意されています。この API では、OAuth 2.0 またはセッション ID による認証を使用でき、Object Metadata の照会、レコードの作成または編集、SOQL/SOSL クエリの実行、および承認プロセスとの対話処理を行うことができます。
どのような場合に使用するか
単なるデータ統合以上の統合が必要なシナリオで REST API を使用する場合。REST API を使用した、比較的低レベルの統合を構築できるようにしておく必要がありますが、その後は、API により Salesforce 上でかなりの数のアクションを実行できます。
API の呼び出し
Node.js 用の nforce または JSForce などのコミュニティライブラリでは、API を起動するための便利なラッパーを提供できます。 このようなライブラリは、ほとんどの言語で使用できます。 クライアントを認証した後、次のように SOQL クエリを実行し、オブジェクトを更新できます。
var q = 'SELECT Id, Name, CreatedDate, BillingCity FROM Account WHERE Name = "Spiffy Cleaners" LIMIT 1';
org.query({ query: q }, function(err, resp){
if(!err && resp.records) {
var acc = resp.records[0];
acc.set('Name', 'Really Spiffy Cleaners');
acc.set('Industry', 'Cleaners');
org.update({ sobject: acc, oauth: oauth }, function(err, resp){
if(!err) console.log('It worked!');
});
}
});
制限と考慮事項
API のドキュメントの「実装に関する考慮事項」を参照してください。このドキュメントには、同時 API リクエストの制限、ライセンスタイプ別の API 呼び出し、1 日あたりの API 呼び出しなどの概要が示されています。
「セキュリティと Heroku/Salesforce の統合」に、この統合を保護する方法が示されています。