Ruby のバージョンと Cedar 14
最終更新日 2019年01月24日(木)
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Cedar-14 スタックでは、Ruby 2.1 の特定のバージョンがサポートされていません。アプリをデプロイして、Ruby をインストールできないというエラーが発生した場合は、より新しいバージョンの Ruby を使用することが必要な可能性があります。
更新方法
Ruby のバージョンは、Gemfile を更新して指定できます。
たとえば、Gemfile に次の行があるとします。
ruby '2.1.1'
これを、2.1
ファミリーの Ruby の最新バージョン (2.1.9
など) に更新してください。
ruby '2.1.9'
サポートされている最新バージョンの Ruby 2.1 は、Ruby サポートページで確認できます。
Ruby のバージョン
Ruby 2.1 より前の Ruby プロジェクトでは、1.9.3-p545
のように、<major>.<minor>.<teeny>-<patch>
という形式のバージョンスキームを使用していました。セキュリティリリースが公開されると、パッチの部分は変わりますが、バージョンの残りの部分 (1.9.3
) は同じままでした。この仕組みは変更されました。
Ruby ではパッチバージョンが使用されなくなり、セキュリティ修正の公開時に <teeny>
が更新されるようになりました。つまり、パフォーマンスとセキュリティに関する修正があることを除き、2.1.4
は 2.1.0
と同じです。同じ Ruby バージョンの中で利用可能な最新のパッチレベルを常に使用してください。
これは一見 semver に似ていますが、そうではないことに注意してください。Ruby では、他の方法では修正できないセキュリティの脆弱性に対して、下位互換性のないパッチを随時リリースします。